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Posted by チェスト at

2013年12月19日

虐待を受けた人は自分供養が必要です

座禅生活145日目。

小さい頃親から虐待を受けていた、という人の相談を受けたことがあります。

母親からは殴る蹴る、父親からも髪の毛を捕まれてお湯の張ってある湯船に頭を突っ込まれて殺されかけたと言っていました。

その頃のことがどうしても忘れられない。

親と似ている人が近づくと身体が震え出す、という症状でした。


数回のセラピーでかなり回復しましたが、いろんなケースがあることに驚かされます。

同じケースはありませんので、個別に対応する必要があります。



大変な事があっても、「過去の事は忘れなさい」と言う人がいます。

でも、表面で忘れてもダメです。

表面では忘れていても、潜在意識や深い部分でははっきりと覚えているからです。

幼少に虐待を受けた人は無意識的に、自ら不幸を呼んでいる事が多いです。

理解できない、辻つまの合わない不運という現象が起こります。

これは、辛かった過去に生きている自分自身が、不運や病気、理由のない不安感や怒りを、今の自分自身に起こさせているからです。

表面上忘れたところで、その影響力は見えない力で確実に影響しているのです。


だから、自分供養が必要です。


どんな自分も許してあげてください。

自分を責めないでください。

「その時の自分が死なずに生きたから、今の自分がある」と思い出してあげてください。


今、自分供養をすれば、過去の自分も解放されます。

なぜなら、時間は幻想だからです。

今の瞬間に、過去も今も同時に存在しています。

今、過去の自分を供養しましょう。

そしてさらに「いまここ」を大事に生きていきましょう。