いまここ庵だより

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この世界には自分を傷つける言葉がたくさんあります。

「自分は何をやってもダメだ」

「自分は容姿が悪い」

「自分は年収が少ない」

「自分は内気」

「自分は人付き合いが苦手」

「自分はちゃんとした両親に育てられていない」


人はいとも簡単にやすやすと自分を傷つけます。

育ってきた環境からのビリーフなんですが、本人がそう思う限りはそれが現実なんです。



自分の愛する人を思い浮かべてください。

自分の子ども、親、恋人、夫、妻、親友・・・

そしてこう言ってください

「お前は何をやってもだめだ」

「お前は容姿が悪い」

「お前は年収が少ない」

「お前は内気だ」

「お前は人付き合いが苦手だ」

「お前はちゃんとした両親に育てられてない」


どうでしょう。言えますか。

言うことに躊躇するのではないでしょうか。

大事な人を傷つけるなんて簡単にはできない。

人を傷つけるって正常な意識状態ではできないものです。

でも

人は自分を傷つけることにはあんまり躊躇しない。

何の躊躇もなくむやみやたらに自分を傷つけます。

「お前は何をやってもだめだな」と誰かに言われたらどれだけ傷つくか。

自分がどれだけ自分を傷つけているか分かると思います。

さらに悪いことに、自分を傷つけても自分を褒めたり励ましたり愛情を注ぐ人は少ない。

他を優先するとか、和を大事にするとかの弊害かもしれません。教育も関係しているかもしれません。

でも自分を大切にできない人は他人を大切にすることなどできません。

なぜならすべてはひとつだから。



自分に愛情をしっかり注ぎましょう。

自分が愛情で満たされたら、他を愛情で満たす余裕が生まれます。

自分が自分に愛情を注げば注ぐほど、また、周りの全てに愛情を注げば注ぐほど、あらゆることに対する理解が深まります。

全ては自分発。

あなたを傷つける人は誰もいません。

あなたがあなたを傷つけるだけです。

一番ひどいやり方でね。