2014年07月21日
あなたはただあなたであればいい
今日もここに来てくれて、ありがとうございます。
クリックしてくれるとうれしいです゚ヽ(´∀`。)ノ゚
人気ブログランキングへ
精神世界ランキング
座禅生活332日目。
僕は小さい頃から内気で弱い人間でした。
成績も悪く、友人もなく、体力もなく・・・
学生時代の口癖は「疲れた・・・」でした。
でも僕なりにそんな自分を克服しようと知識を蓄えたり、身体を鍛えたり・・・
そうやって弱い自分を隠すことと、強い自分を創るのに毎日必死でした。
でもどれだけ心身を鍛えても弱いまま。
周りにははっきりとわかるものです。
どれだけ鍛えても強くなんてなれません。
でもそんなどうしようもない僕でも大切に思ってくれる人がいて、彼女の存在は僕の大きな支えでした。
気の利いた会話ができるわけでもなく、雰囲気のいいデートコースに誘うわけでもなく・・・
なんで彼女が僕を好きにになったのか、いつも不思議でした。
僕が何をやっても責めないし、逆に励ましてくれる。
僕が落ち込んでいると一緒に落ち込んでくれるし、僕がうれしい時は一緒に笑ってくれる。
僕にとって太陽のような存在でした。
でもそんなありがたい状態が、いつの間にか当たり前になってしまっていた。
そして僕はその愛情に応える強さもなかった。
彼女を含めたすべての人間関係に疲れてしまっていました。
彼女とは数年間よくわからない関係が続きました。
付き合っているのか付き合っていないのかわからないような状態。
僕からは連絡を取らない。
彼女も僕を気遣って、必要以上の連絡は取ってこない。
月に一度会うか会わないか・・・。
でも彼女が本当は僕から連絡が来るのを、心の底から待っているのは知っていました。
そんな状態からさらに数年たって、初めて僕から別れを切りだしました。
「もう、無理だと思うんだけど・・・」
「なんか、気が乗らんし・・・」
「俺、強くないし、迷惑かけるし・・・」
彼女はずっと泣きながら、僕の言葉を聞いていました。
そして僕が「俺、弱いし・・・」と言った時、彼女が初めて小さい声で言いました。
「あなたの弱さが好きなの・・・」
僕が「えっ?」と聞き返すと、彼女は泣くじゃくりながら繰り返しました。
「弱いからいいの・・・」
「あなたの弱いとこが好きなの・・・」
彼女にそう言われた時、僕は頭を殴られるくらいの衝撃を受けました。
小さい頃からどうしようもなかった自分。
いつも強くなろうとしていた自分。
誰からも尊敬されて、愛されて、お金もたくさんあって・・・
小さいときからいつもそんな自分になろうとしていました。
でも僕が弱さを克服しなくても、どんなにだめでも、そのままの僕を愛してくれる人がいる・・・
彼女の言葉は僕の人生観を根底から覆してくれました。

昨日座禅していて、急に降ってきた言葉。
「あなたはただあなたであればいい」。
彼女の言葉から10年ほど経ちました。
彼女とは今でも連絡を取り合っています。
彼女も結婚して2児の母親。
きっと子供にも「あなたはそのままで価値があるんだよ」と言っていると思います。
そして僕も、自分の子供にそんな言葉をかけています。
「お前はすごいんだよ」
「お前は何やっても上手にできるんだよ」
「パパはいつもお前のことが大好きだよ」
今から16年後、息子が成人するころは社会がどんな状況になっているか・・・
未来のことは分かりません。
でも「どんなお前でも大好きだよ」と言ってくれる人がいたら、どれだけ生きる力になるか。
息子はきっと、どんな状況でも乗り越えてくれます。
たとえ僕が死んでも、その言葉は彼の心で生きていくはずです。
今日もここに来てくれて、ありがとうございました。
クリックしてくれるとうれしいです゚ヽ(´∀`。)ノ゚
人気ブログランキングへ
精神世界ランキング
クリックしてくれるとうれしいです゚ヽ(´∀`。)ノ゚
人気ブログランキングへ
精神世界ランキング
座禅生活332日目。
僕は小さい頃から内気で弱い人間でした。
成績も悪く、友人もなく、体力もなく・・・
学生時代の口癖は「疲れた・・・」でした。
でも僕なりにそんな自分を克服しようと知識を蓄えたり、身体を鍛えたり・・・
そうやって弱い自分を隠すことと、強い自分を創るのに毎日必死でした。
でもどれだけ心身を鍛えても弱いまま。
周りにははっきりとわかるものです。
どれだけ鍛えても強くなんてなれません。
でもそんなどうしようもない僕でも大切に思ってくれる人がいて、彼女の存在は僕の大きな支えでした。
気の利いた会話ができるわけでもなく、雰囲気のいいデートコースに誘うわけでもなく・・・
なんで彼女が僕を好きにになったのか、いつも不思議でした。
僕が何をやっても責めないし、逆に励ましてくれる。
僕が落ち込んでいると一緒に落ち込んでくれるし、僕がうれしい時は一緒に笑ってくれる。
僕にとって太陽のような存在でした。
でもそんなありがたい状態が、いつの間にか当たり前になってしまっていた。
そして僕はその愛情に応える強さもなかった。
彼女を含めたすべての人間関係に疲れてしまっていました。
彼女とは数年間よくわからない関係が続きました。
付き合っているのか付き合っていないのかわからないような状態。
僕からは連絡を取らない。
彼女も僕を気遣って、必要以上の連絡は取ってこない。
月に一度会うか会わないか・・・。
でも彼女が本当は僕から連絡が来るのを、心の底から待っているのは知っていました。
そんな状態からさらに数年たって、初めて僕から別れを切りだしました。
「もう、無理だと思うんだけど・・・」
「なんか、気が乗らんし・・・」
「俺、強くないし、迷惑かけるし・・・」
彼女はずっと泣きながら、僕の言葉を聞いていました。
そして僕が「俺、弱いし・・・」と言った時、彼女が初めて小さい声で言いました。
「あなたの弱さが好きなの・・・」
僕が「えっ?」と聞き返すと、彼女は泣くじゃくりながら繰り返しました。
「弱いからいいの・・・」
「あなたの弱いとこが好きなの・・・」
彼女にそう言われた時、僕は頭を殴られるくらいの衝撃を受けました。
小さい頃からどうしようもなかった自分。
いつも強くなろうとしていた自分。
誰からも尊敬されて、愛されて、お金もたくさんあって・・・
小さいときからいつもそんな自分になろうとしていました。
でも僕が弱さを克服しなくても、どんなにだめでも、そのままの僕を愛してくれる人がいる・・・
彼女の言葉は僕の人生観を根底から覆してくれました。

昨日座禅していて、急に降ってきた言葉。
「あなたはただあなたであればいい」。
彼女の言葉から10年ほど経ちました。
彼女とは今でも連絡を取り合っています。
彼女も結婚して2児の母親。
きっと子供にも「あなたはそのままで価値があるんだよ」と言っていると思います。
そして僕も、自分の子供にそんな言葉をかけています。
「お前はすごいんだよ」
「お前は何やっても上手にできるんだよ」
「パパはいつもお前のことが大好きだよ」
今から16年後、息子が成人するころは社会がどんな状況になっているか・・・
未来のことは分かりません。
でも「どんなお前でも大好きだよ」と言ってくれる人がいたら、どれだけ生きる力になるか。
息子はきっと、どんな状況でも乗り越えてくれます。
たとえ僕が死んでも、その言葉は彼の心で生きていくはずです。
今日もここに来てくれて、ありがとうございました。
クリックしてくれるとうれしいです゚ヽ(´∀`。)ノ゚
人気ブログランキングへ
精神世界ランキング