2014年02月09日

人間関係の極意は自分を知ることです


今日もここに来てくれてありがとうございます。


座禅生活196日目。



最近、3歳の息子が母親によく反抗します。

幼稚園のほかの子より行動が遅いことも多いようです。

特に食事はかなり遅いので、よく母親に注意されます。

今日も夕食時にあまりに食べるのが遅いので、母親が「かたずけるんだから早く食べてよ!」というと、息子は「食べる!!」と大声で反抗しました。

僕が「かたずけるってよ。がんばろうか」というと、息子は普通に「うん」と言って食べ始めました。




人と接するときに、相手を咎める気持ちや責める気持ちがあるとその関係はうまくいきません。

その気持ちが相手に伝わってしまうからです。

そしてその気持ちに、相手は無意識に反応してしまうのです。

心に相手を咎める気持ちや責める気持ちがなければ、相手が反応するものがありませんから、良好な人間関係を築くことができます。


人間関係の極意は自分を知ることです


僕は昔、合気道を習っていた時期があります。



ある日、師範に不思議な技をかけられました。

目の前5メートルくらい先に師範が立っていて、「かかっておいで」というのです。

僕は言われたようにかかっていこうとするのですが、何故か身体が動かない。

行こうとは思うのですが、身体に力が入らない。



「遠慮しないで殴りかかってきていいんだよ」と近づいてくるのですが、身体に力が入らず何もできない。

結局師範がゆっくりと歩いてきて、目の前に来ても僕は何もできませんでした。




あとで聞いたのですが、それは目の前の相手を無力にする技だそうです。




今考えるとその極意は、「心が無の状態にあること」だと思います。

師範の心が「無の状態」だったので、僕はかかっていけなかったのだと思います。




僕が誰か違う人と言い争いをして、「かかってきてみろや」とか言われようものなら、遠慮なくかかっていくと思います。

「かかってきてみろや」とその言葉を発した相手の心に、引っ掛かるものがあるからです。



師範の「かかってきていいよ」は、その言葉とは裏腹に、何の殺気も構えもない「無の状態」。

師範の全身から力が抜けていて柔らかい笑顔だったので、少しづつ近づいてきても何の戦意も湧きませんでした。




人間関係では話している内容よりも、話していない部分が重要です。

人間関係の問題の多くは、話していない部分から出てきます。

自分がどんな気持ちで相手と接しているかが重要なのです。




僕たちはみんなつながっています。

つながっていて、心に何も隠すことができない時代に生きています。

他人との関係も大事ですが、まずは自分自身との関係です。

自分が心にどんな気持ちを抱えているか、観てみることが大事です。

自分を知って初めて、ほかの人との関係を考えることができます。




やわらかく生きましょう。




今日もここに来てくれてありがとうございました。

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