いまここ庵だより

座禅生活１３６日目。

「自分が不幸だ」と思う人は、日常生活で幸運が「起きている」ことを感じられない人が多いです。

「自分が不幸だ」と思う人の多くは、自分の「アタリマエ」の基準が高いだけです。

そういう人は、御飯が食べられるだけでも「ありがたい」、雨露をしのげる家があるだけでも「ありがたい」と意識する練習を日常生活で始めなければいけません。

そのままでは、すべてが不幸な循環になり、不満だらけの毎日になります。

日常生活の中で少しでも、嬉しい事やラッキーな事、ありがたいと感じる時があれば、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを心から感じましょう。

これをしていくと、必ず幸運体質になっていきます。



忙しい日常生活では、少し嬉しい「起」があっても、そのままで終わり、感謝の「結」がなされていないことが多いです。

これではせっかくの幸運がアタリマエになり、ただアタリマエに流れて消えていくだけです。

日常で「起きた」幸を、感謝で「結んで」いくと、自分自身がまとう「気」が変わり、幸運の起結サイクルが形成されていきます。

良い起結サイクルが形成されるに従って、ラッキーな事が生活の中で増える良い循環になっていきます。

生活の中で小さな事でも見逃さないで、意識的に「１」を「１００」に変えていきましょう。

そして、意識的によい起結サイクルを作っていきましょう。