2013年08月26日
自分に対する誇りって?
座禅52日目。滝行5日目。
今日の滝はやばかった。台風並みの大雨のなか滝場へ。水の量は相当だろうなあと思いきや、滝場に行ったら半端ない水量。荒れ狂う竜が大地を飲み込むような光景。怖くて思わず後ずさりしてしまいました。一瞬「帰ろう」と思いましたが、せっかく来たのでいつも通り行を敢行。こんな日に滝に行くって、まあ馬鹿としか言いようがありませんね。

さて先日の星川淳さんの講演会。実は内容はあまり興味ありませんでした。農薬がなんたらとか予備知識もなく、場違いなところに来たなあというのが正直な気持ちでした。
でも講演が始まると、先生の語り口が柔らかく、説明が非常にわかりやすい。なのでいつのまにか内容に引き込まれていました。
講演に行った本当の理由。それは星川さんという「人」に興味があったから。
星川さんという人、若いころは禅や瞑想にはまり、バグワン(和尚)の弟子になり、名前までもらっています。長く屋久島に在住していて自然に囲まれた生活をしています。このころたくさんの本を翻訳しています。その中に「存在の詩」ってのがあるんですが、その題名は石田純一さんのなにげない言葉がヒントになったとか。バグワン(和尚)の本は私もよく読みますが、この「存在の歌」ってタイトルは(内容もですが)激しく気に入っています。バグワン(和尚)のほかのどの本のタイトルよりもいい。大好き。その後環境活動に入り、グリーンピースジャパン日本支部長を歴任。その後は環境保護団体を立ち上げて講演活動に回る日々。
素敵な人生だなあと思います。自分の好きな場所に住み、自分のやりたいことをやる。まさに自分の使命を生きている。
講演が終わって質疑応答になるのですが、さすがに農薬ついての質問じゃないといけないよなあと思っていたところ、若い男性が私が聞きたかった質問をしてくれました。
「先生は若いころから翻訳活動とか環境活動その他さまざまな活動をしていますが、その原動力となっているものはなんですか?」
そんな質問だったと思います。
先生は「非常にいい質問だと思います」と言ってから3つの答えを言ってくれました。その中の最後の答えが「自分に対する誇り」というものでした。「自分のなかでこれだけは譲れない、ここから先は引くわけにはいかない。そういうものがあるからこれまでやってこれた」といわれていました。
「自分に対する誇り」
グッとくる言葉です。
先生の表情って温和で語り口も柔らかなんですが、その言葉を話す時の先生の顔は眼光鋭くて何かすごい強さを感じました。
「自分に対する誇り」
自分が毎日座禅や滝行をやっていることもそこにあるとその時ピンときました。深い言葉。ここには他人が入る余地がない。自分の生き方、自分を曲げるような生き方をしない。それが誇りなんだと。
自分も滝行なんかやっていますが、他人が見たらかなり変人だと思います。「何でそんなことやってるんですか」と聞かれたら結構返事に困ります。
好きだから 気持ちいいから 精神鍛錬のため・・・
どれも正解ですがそれだけではない。「自分に対する誇り」もその答えの一つ。
お金のためではない。名誉のためでもない。地位のためでもない。
自分でやると決めたこと。自分が決めたのでやる。どんな状況でも自分が決めたことはやる。それが自分への誇り。
農薬の話とか環境汚染の話はすごく勉強になりました。でも星川さんの最後の言葉が一番心に響いたし、私の生活の指針になる言葉でした。
今日の滝はやばかった。台風並みの大雨のなか滝場へ。水の量は相当だろうなあと思いきや、滝場に行ったら半端ない水量。荒れ狂う竜が大地を飲み込むような光景。怖くて思わず後ずさりしてしまいました。一瞬「帰ろう」と思いましたが、せっかく来たのでいつも通り行を敢行。こんな日に滝に行くって、まあ馬鹿としか言いようがありませんね。
さて先日の星川淳さんの講演会。実は内容はあまり興味ありませんでした。農薬がなんたらとか予備知識もなく、場違いなところに来たなあというのが正直な気持ちでした。
でも講演が始まると、先生の語り口が柔らかく、説明が非常にわかりやすい。なのでいつのまにか内容に引き込まれていました。
講演に行った本当の理由。それは星川さんという「人」に興味があったから。
星川さんという人、若いころは禅や瞑想にはまり、バグワン(和尚)の弟子になり、名前までもらっています。長く屋久島に在住していて自然に囲まれた生活をしています。このころたくさんの本を翻訳しています。その中に「存在の詩」ってのがあるんですが、その題名は石田純一さんのなにげない言葉がヒントになったとか。バグワン(和尚)の本は私もよく読みますが、この「存在の歌」ってタイトルは(内容もですが)激しく気に入っています。バグワン(和尚)のほかのどの本のタイトルよりもいい。大好き。その後環境活動に入り、グリーンピースジャパン日本支部長を歴任。その後は環境保護団体を立ち上げて講演活動に回る日々。
素敵な人生だなあと思います。自分の好きな場所に住み、自分のやりたいことをやる。まさに自分の使命を生きている。
講演が終わって質疑応答になるのですが、さすがに農薬ついての質問じゃないといけないよなあと思っていたところ、若い男性が私が聞きたかった質問をしてくれました。
「先生は若いころから翻訳活動とか環境活動その他さまざまな活動をしていますが、その原動力となっているものはなんですか?」
そんな質問だったと思います。
先生は「非常にいい質問だと思います」と言ってから3つの答えを言ってくれました。その中の最後の答えが「自分に対する誇り」というものでした。「自分のなかでこれだけは譲れない、ここから先は引くわけにはいかない。そういうものがあるからこれまでやってこれた」といわれていました。
「自分に対する誇り」
グッとくる言葉です。
先生の表情って温和で語り口も柔らかなんですが、その言葉を話す時の先生の顔は眼光鋭くて何かすごい強さを感じました。
「自分に対する誇り」
自分が毎日座禅や滝行をやっていることもそこにあるとその時ピンときました。深い言葉。ここには他人が入る余地がない。自分の生き方、自分を曲げるような生き方をしない。それが誇りなんだと。
自分も滝行なんかやっていますが、他人が見たらかなり変人だと思います。「何でそんなことやってるんですか」と聞かれたら結構返事に困ります。
好きだから 気持ちいいから 精神鍛錬のため・・・
どれも正解ですがそれだけではない。「自分に対する誇り」もその答えの一つ。
お金のためではない。名誉のためでもない。地位のためでもない。
自分でやると決めたこと。自分が決めたのでやる。どんな状況でも自分が決めたことはやる。それが自分への誇り。
農薬の話とか環境汚染の話はすごく勉強になりました。でも星川さんの最後の言葉が一番心に響いたし、私の生活の指針になる言葉でした。
Posted by パット at 22:38│Comments(0)
│新しい自分