2013年08月09日

本当はどうしたかったの?

今日はある本を読んだのですが、人間って誕生以来我慢に我慢を重ねて生きてきてるな~って思っちゃいました。昔に比べれば今はいい時代だと言うけれど、我慢をしていると言う意味ではまだまだ人間は不自由な生き方をしています。

人間って都合の悪いことは無意識にため込んでしまうクセを持っているようです。100%全員とは言わないが、都合が悪いことを見えないようにすること、または見ないことで自分を守ることが多いのです。それは生きるための防衛本能。生きるために必要なこと。

では無意識にため込まれた感情はなくなるかというと、決してなくなりません。

ふとしたことで嫌なことを思い出したり、キレたり、自分の思いとは反対の行動を取ってしまうことがあります。それは防衛本能が動作を停止した状態。すなわちもはや防衛できず、本来の状態が露出した状態。

私の知人ですぐにキレる人がいます。その人は誰かと会話をしていても自分の都合が悪くなるとキレる。暴言を吐く。正常な会話はもはやできない。最初はただ怒っているだけと思っていました。あとからすこしずつ分かってきたのですが、その人はそれでその場をコントロールしていたのです。キレたら周りはもう何も言わなくなるし、場の主導権を取ることができるから。子供じみたやり方ですが、70歳になってもそういう行動をします。小さい頃からそうやって生きてきたんでしょうね。まあ、さすがにみんなから見放されて1人で暮らしていますが。そんな人間と一緒に暮らしたいという人はいないでしょうから。離婚歴も2回あります。 

その人に足りなかったのは自分の本当の気持ちを知ること。自分がどういう気持ちを持っていて、本当はどうしたいのか自分で知ることが足りなかった。基本我慢をして心にたくさんのものをため込んでしまっている。

自分の本当の気持ちを知ることはすごく大切。心の病気って色々ありますがここをきちんととらえていないことが多いです。 
自分の小中学校時代を振り返ってみても自分の感情を大切に生きてきたことって、ほとんどないですね。
学校に入れば勉強をしなければいけない。感情なんてどうでもいいのです。
学級や友人関係でも周りにたくさんの人がいるために自分を抑える必要があります。
そうでなければ生きられない。だけど自分の本当の気持ちをどこかで発散しないとそりゃあうつにもなるし、引きこもりにもなります。
人間って社会の中で生きていますが、社会の中って感情なんて重視しませんから。丸腰で生きているようなものです。

暴力を振るう人とかキレる人とか最初からそういう人間として生まれてきた訳じゃない。ほかのやりかたを知らないんです。自分を守ろうとする精一杯の行動なのです。そう考えると人に優しくなれるかな。だからそういう人には他にもたくさん方法があることを教えてあげればよいだけのこと。

「知らないということはリスクである」

世の中って知っているのと知らないのとでは生き方や収入、幸福度にまで差が出てきます。インターネットの普及によっその差は縮まってきていますが、本当に知るべき人間のコアな部分のことはまだそんなに知られていない。なぜならそこは人間の深い部分のことだから。灯台もと暗しです。基本自分で探求するしかないが、その道のことをよく知っている人に聞けば答えに簡単に行き着くことができる。知らなかったことを知ることができる。
道に迷ったらどうしたらいいか。知っている人に聞く。そこをよく知っている人に聞けば行きたい場所なんて簡単に行くことができる。
自分で悩み苦しむのも悪くないですが、こころの病気になるまで悩むのはかしこくないやり方です。答えは自分の中にあります。でもそれが分からなかったら知っている人に聞きましょう。


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Posted by パット at 13:07│Comments(0)こころ
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