食事への気遣いが心身を改善させます

パット

2013年12月18日 09:13

座禅生活144日目。

現代人は過食になっている人が多いです。

注意していてもそうなりがちです。

過食を続けていると、睡眠不足感が消えないとか身体がダルイ、やる気が起こらない、などが起こります。

30歳までは、食べたい物を何でもたくさん食べていいと思います。

でも40歳を過ぎれば、粗食で十分です。

40歳を過ぎても、必要以上に食べていれば、食物を消化する為の内蔵の負担が大きいのです。

これが肉体の老化を早め、心身を弱めます。



歴史を見れば、人類は元々小食でも生きられる体質であると思います。

江戸時代の人々は、玄米やアワ・ヒエ、漬物だけを食すだけで、驚くべき体力を保持していたと聞きます。

現代人は食事に娯楽的要素を入れすぎかもしれません。

たまのごちそうは嬉しいものです。

でも、毎日がごちそうだとげんなりしますよね。

聖路加病院の日野原重明先生は10年前から食事は夜のみで、朝食はコーヒー、ジュース、ミルク、オリーブ油を摂取され、昼食はミルクとクッキー2個だけだそうです。

夕食は茶碗半分ほどのご飯、たっぷりの野菜、それにヒレ肉か魚で1日1300キロ・カロリーに制限されています。

先生の基礎代謝が1200キロ・カロリーで、100キロ・カロリーを毎日頭脳活動と運動に使っている計算になるようです。

日野原先生の健康法は、運動と粗食であるとご本人がおっしゃっています。

そして、今の若者は食生活が豊か過ぎるから、老化が早いのではないかと危惧しておられます。

日野原先生の真似をする必要はありませんが、「いまここ」に意識を持って瞬間瞬間を生きるために、小食を実践すべきだと思います。

食を見直し、現状への感謝をするだけでも、心身共に改善されていきます。

この世は行動がモノをいう世界です。

実践が大事です。


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