うつ病寸前の状態で心も身体もボロボロになりました

パット

2014年02月02日 22:07


今日もここに来てくれてありがとうございます。


座禅生活189日目。滝行35日目。


今日もかなり気温が上がって、過ごしやすい一日でした。

滝行はいつもより楽ではありましたが、水温はそれなりに低い。

雨のあとで水量も多く、行のあとは頭がクラクラしました。

真冬に頭から氷なみの温度の水をかぶるのですから、多少なりとも頭がクラクラするのは当然ですよね。

そのあとの座禅も深いところまで落ちました。




座禅もそうですが、滝行の一番いいところは、思考がすべて吹っ飛ぶところにあります。

滝に行く途中、滝に入る瞬間、滝の中でお経を唱えるあいだ、滝から出た直後、何も考えられません。

ただひたすらに、必死の状態になります。

行が終わって家に帰ってからも、しばらく何も考えられない状態です。

この「何も考えられない状態」がいいのです。




僕たちは人生の約三分の一を寝て過ごします。

起きている時間の大半は葛藤や悩みなど「思考」に費やしてしまいがちです。

何も問題がなくても、心が「いまここ」になく、過去への後悔や未来への不安に行きがちです。

実際に起きる出来事ではなく、「自分の思考」にがんじがらめになって苦しんでいることが多いのです。




昔の僕はいつも難しい顔をして、将来のことを考えるのが癖でした。

決して恵まれた生活ではなかったので、「どうやってここから脱出しようか」といつも考えていました。

もちろん人並み以上に努力もしたので、それなりの生活はできるようになりました。

でも心はいつも満たされず、もっと幸せになるためにどうしたらいいのか考える毎日。

「もっと、もっと」といつも考えていました。

そして考えれば考えるほど、思考にがんじがらめになって、うつ病寸前になりました。

思考って行き過ぎると精神もですが、肉体もボロボロにしてしまうようです。

当時は身体が疲れやすく、仕事をしていても「立っているのがやっと」っていうこともありました。





今は生活の中で考えている時間って、1日に30分くらいでしょうか。

生活のために少しは考えないといけませんが、残りの時間は風の吹くまま気の向くままに過ごしています。

思考がゼロになると、脳内モルヒネが出るのか、幸せを感じる時間も増えるようです。

恵まれた生活だなあと思いますし、周りに感謝をすることだらけです。




昔は「よく考えて行動しなさい」とかよく言われましたが、過度に考えることはマイナスも多いです。

行動までのスピードも遅れるし、何よりも大切な「いまここ」を無駄にしてしまいます。

人生は期間限定の限られた時間です。

無駄にできる時間なんてありません。




人生は楽しいこと探しの旅です。

難しい顔をして深刻に生きるよりも、力を抜いて生きませんか。

楽に生きても、誰もあなたを責める人はいません。

力を抜いて、リラックスして、気楽に生きましょう。

僕も喜んでご一緒します。




今日もここに来てくれてありがとうございました。

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