皿を投げたり壁を殴るって大事です。

パット

2015年01月15日 16:31

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座禅生活508日目。



昨日は真夜中に大雨で目を覚ましました。最近の大雨って台風かそれ以上。激しい風を伴って屋根をたたきつけるような大雨で、その音でしばらく眠れませんでした。


座禅を500日続けてきて、自分の中にも変化が色々出てきました。


いい変化はいくつもあります。たとえば物事に動じることがなくなったこと。何が起こってもたいていのことに動じなくなったし、感情の起伏も少なくなった。自分に「軸」が出来た感じで、常に落ち着いていられるのは座禅のおかげだと思っています。


反対にちょっと気になっていること・・・、それは怒れなくなったこと。瞬間的にカッとなったり、熱くなったりすることがなくなった。それはいいことなんででしょうが、同時に闘争心とか負けん気等もなくなったような気もします。怒りってマイナスにとらえがちですが、何かをするときの強い原動力になる。うまく生かせばものすごい力で目標達成の後押しをしてくれます。


そういう「怒り」。みんなが持っているものだけど扱いがちょいとコツがいる。


なぜなら、喜びとか悲しみとか多くの感情は日常で表現できるのだけれども、怒りという感情は表現しにくいから。


僕たちが生きる社会にはたくさんの人がいてたくさんのルールがあります。みんな協力しながら支え合って生きているのに、何かあっていちいち怒りを表現していたら、正常な人間関係は持てないだろうし、村八分になる可能性もある。ましてや日本は和を大事にする国。何か問題があっても大げさにしないで「まあまあ」で済ますことも多い。そこでいちいち怒りを表現していたら、うっとおしい奴だと思われたり仕事にも影響がでる。誰からも相手にされなくなりクビになる可能性もある。


だから僕たちは怒りを押さえ込みがちだし、押さえ込むことに慣れてしまっている。怒りは抑圧されやすいんです。


感情ってため込むと、精神病になったり鬱になったりする。心の健康を保つためには怒りを定期的に出さなければならないのです。


怒りの出し方は大きく2つ。一つは動のアプローチ。机をたたく、皿を投げる、大声で叫ぶ、壁を殴る、わめく・・・。僕たちがよくやるのはこのパターン。やることやって「あ~すっきりした」というのは怒りが発散されたから。


もう一つは静のアプローチ。それは座禅とか瞑想とか。「あ~すっきりした」はありませんが、終わったら気持ちが晴れやかになっている。瞑想も続けると抑圧された感情が浄化されるようです。FF瞑想の創始者ボブフィックスさんによると、瞑想を毎日続けたらわだかまりや恨みとか怒りとかの感情、ほかに親やその前の世代を含む世代間を越えて家族間に残っているわだかまりや感情のしこりが浄化されるとのこと。これまで未完了になっている感情がきれいに浄化されるそうです。



人間は誰でも内面に怒りを抱えているものです。不平不満も発散できなければたまって怒りになります。怒りはつい我慢して発散できずにためこんでしまうことが多いので、ほとんどの人が精神的に不安定になるリスクを抱えていると言うこともできます。


僕が怒れなくなったのは座禅を通じて怒りが浄化されてしまったのか、はたまた修行が足りないからか分かりませんが、動のアプローチを通じて確認してみようと思っています。


ちなみに僕がいつもお世話になっているお寺の住職は、怒ったらマジ怖い。依然ある場所でお経を読んでいるときにそこの責任者に中断させられたことがあったのですが、「礼儀を知らんのか!!!」とめちゃくちゃ怒っててマジ怖かった。瞬間にお湯が沸騰したかのごとく、ものすごい勢いで怒りを爆発させます。


住職は怒れる・・・、僕は怒れない・・・。修行の差のような気もしますが・・・どうでしょうかね(笑)。



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