余命わずかな日々
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座禅生活277日目。
知人がガンで入院して2ヶ月。
引き続き入院ですが、延命治療はしない。
緩和治療といって、好きなことをして過ごしなさいという治療。
最近、その人が変わったそうです。
以前は奥さんが話しかけても、無視。
いつもは話しかけても無愛想で反応がなかったのに、最近は奥さんを気遣う言葉があるそうです。
奥さんによると、ここ10年くらいきちんと口をきいていないとのこと。
その人は胃がんになって手術。
胃を全摘出してから、人が変わったそうです。
昔は気さくだったのに、性格が悪くなった。
いつも無愛想で機嫌が悪く、口数が極端に減った。
でも30年も連れ添ってきた夫婦。
うまく言葉が出てこなくても、伝えたい思いがあるはずです。
ソフトバンクの孫社長は、若い頃働きすぎて血を吐いて入院したそうです。
医者からの思いがけない余命宣告。
毎日必死に働いて、やっと会社が軌道に乗ってきた時期。
頑張った甲斐があって、やっと金銭的にも余裕が出てきた。
そんなときの余命宣告。
「こんな馬鹿なことがあっていいのか」、と激しく自問自答したそうです。
病室で一人、自問自答する日々・・・。
そしてその時初めて、自分にとって何が一番大切か分かったそうです。
自分はまだ死ぬわけにはいかない。
会社もお金も、全部くれてやる。
俺はただ、娘の顔をもう少し見ていたいだけなんだ。
生まれたばかりの娘・・・
もうすこしでいい。
他には何もいらん。
もう少し生きて、娘の顔を見させてほしい・・・
それだけでいい・・・。
人は必ず死にます。
僕たちは生まれてきた瞬間、余命宣告されている存在。
だから、いつ死んでもいい人生を生きる。
一瞬一瞬を思いを持って生きていく。
死を目の前にして、僕たちが最後に言う言葉は「ありがとう」しかないんです。
生まれて来たこと、家族に対して、そして「生」そのものに対して・・・。
だからこそ「ありがとう」を先取りして、普段の中でその感謝の気持ちを精一杯表現していくこと。
それが僕たちができるすべて。
知人は余命わずかだと医者に言われています。
残り数ヶ月。
生かされている残りの日々を一瞬たりともムダにせず、輝かしく過ごしてくれたらと思います。
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