感謝ができれば、それが悟りです。

パット

2013年11月24日 09:03

座禅生活122日目。滝行27日目。

生きていれば、みな自分の夢を目指して頑張るものです。

しかし、「自分の夢が叶えば幸せな気持ちになれるだろう」と思うのは錯覚です。

夢が叶っても、やはり次の課題を見つけて悩んでいるものです。



人間は、お金がない時は明日を心配し、お金があれば失う事を心配して悩むものです。

釈迦が言った中道(ほどほどの中間)が一番心には良いのですが、中間に居る時はその良さに気付けず、他人と比較し、やはり他の何かを目指して悩みます。

上流も中流も下流もダメ。

結局、自分のいる世界は、今の自分の気持ち次第で天国にも地獄にも簡単に変化するのが、この世界の真実です。

だから、今の状況にかかわらず自分の現状に感謝ができれば、それがすべてです。

それが悟りそのもの。

どんな悲惨な現状でも、生きる事が出来ていると言う視点まで降りれば、どのような人でも感謝が出来るはずです。

腑に落ちなくても、知識として頭の隅に置いておくといいです。

今、現状への感謝が出来なければ、一体いつになれば感謝が出来るのか?

今、現状への感謝をするしかないのです。

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