自分が答えです
座禅生活98日目。
座禅に入る前は必ず手を洗います。
疲れていて思考が滞っているときも水に手を当て、流れる水に思いを流していきます。
滝行も同様です。滝に入る前に必ず手をたたいて自分の邪気を払います。
そうしろと言われているからではありません。
思考というものが物事に大きな影響を与えるからです。
悩んでいる人間を見ていて思うのは、みんな自分自身が発する思いに負けているという事。
結局は自分に負けているのです。
本当に悩みを解決したければ、考え方を変えなければいけません。
自分以外には答えはありません。
周りを探してもどこにもないのです。
なぜなら感じたり悩んだりしているのは自分自身だからです。
生きているだけでもありがたいという視点で生きる必要があります。
思考に力を与えてはいけません。
思考は悩みや恐れているものを増幅させます。
悩みそのものや恐れているものの本質は大した事はないのです。
どんな問題もきちんと向きあって行けば必ず解決します。
物事を悪化させて取り返しのつかないところへと連れていくのは思考です。
この世は諸行無常。
心配しなくても、時が経てば状況と心境に必ず変化が出てきます。
生かされている事への感謝の気持ちを持って、思考に押しつぶされないことが重要です。
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