生かされている事への感謝
座禅生活97日目。
今日の座禅会、参加者は6人。いつもの方々でした。一日の疲れと時間がなくて一気に食事を取った後の座禅とあって、危うくうつらうつらするところでした。警策でたたいてもらうのも手ですが、なんとか叩かれずに終了できました。
生きていると嫌な事や悲しい事はふつうにあります。
過去を思い出して苦しんでいる人やまだ来ない未来を心配して悩んでいる人も多いです。
その悩みの多くは生の原点を忘れていることが大きく関係しています。
生の原点とは「生かされている事への感謝」です。
「生かされている事への感謝」を忘れると多くのことが悩みや苦しみとなって降りかかってきます。
それがこの世の仕組み。
だからその仕組みが発動しないように、普段から「自分が生かされている事へ感謝」をする習慣をもつことが大切です。
生きているといろいろありますが、「生きているだけでもありがたい」と思える人は強いです。
少しくらいのことでは悩んだりしません。
目の前の悩みなど宇宙の視点から見ると塵以下。
全く大した事ではなく、いずれは消えてなくなります。
気候が少し変化するだけでも、私たちは絶滅する生き物です。
多くの絶妙な宇宙のバランスが一致して奇跡的に私たちは生きています。
生きているだけでも既に奇跡です。
私たちは「生かされている」のが真実です。
どんな悩みも必ず終わりが来ます。
どんなに忙しくても生かされている事への感謝を忘れない習慣を持ちたいものです。
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