悲惨で惨めな今
座禅生活87日目。
人生を生きるあいだ、自分自身の大きな障害となることがあります。
それは他人との比較。
他人が持つ幸福の基準に自分を合わせて比較する間は絶対に幸運は来ません。
オリジナルな自分を見捨てているからです。
人間は一人で生まれ最後は裸で一人で死んで行くという事実は、「自分をしっかり見つめなさい」という真実でもあります。
途中で出会う家族や仲間は自分自身が持つ可能性を発露させるために現れて「くれている」のです。
自分に子供が生まれるのは、自分の母性を試されているのです。
明日に幸福になろうではなく、今既に幸福が自分にはあります。
どんなに悲惨で惨めな今でもです。
生きていること自体がすでに凄い幸運です。
無理に分かろうとしなくてもいいです。
そういうことを聞いただけでも大きな価値があります。
生きている間に自分の人生脚本に気づくきっかけになるはずです。
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