母性と思いやり

パット

2013年10月16日 15:13

今日の座禅会は参加者5名。めずらしく女性の参加者もありました。ポロシャツ・ジャージ姿で座禅を組むのですが、さすがに夜風は冷たく二の腕が肌寒い。ついこの前までタンクトップ・短パンで座禅組んでたのに。季節の移り変わりって本当に早いものです。

人間が持つ不安感、何事にも満足できない状態、漠然とした飢餓感、異性や他人を求める心
・・・これらの原因は、自分の心を見失っていることにあります。

多くの人が本当の自分から離れた状態であるようです。

人間が生まれてくる目的は生きている間に本当の自分を知ることです。

自分自身を知れば知るほど上記の欲求はだんだんと消えていきます。そしていつも安心した心となります。

いつも母性に包まれているような心境でいられます。

だから、大きな流れに逆らわずに日常生活の中で自分自身を意識する視点を皆が持てばいいのです。

そうすれば日常生活のいろいろな事が流れだし心の成長も早まります。

自分の心を意識することが大切です。

自分が意識しない物事は起こり難いのがこの世のルール。

親が我が子に自分というものを意識した教育をすると、その子供が成人する頃には愛情深い人になれる可能性は高いです。

もう一つは、他人への「思いやり」「相手の立場に立つ」心を育てることが大事です。



今の若者が苦しんでいるのは、他者への思いやりの欠如によるものが大きいようです。

最近のストーカー事件などもこのことが背景にあります

思いやりのある人間が多い社会や国は調和し、必ず発展します。

すべては個人発。

まずは自分が「思いやり」の心をはぐくみましょう。


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