座禅80日目。滝行17日目。
今日の滝は水量は少な目なものの、水温がかなり低めでした。滝から出たときに2度たたらを踏みました。ふらふらです。軽い脳振とうのような感じ。相当水温が低いんですね。しらばくすればもとにもどるのですが、フラフラの時に滑って頭うったりしたら大変。岩にでも頭を打ったら命にかかわります。気を付けて滝から出てきました。
今日はYoutubeで大相撲を見ていました。
ずっと見ていると負けた力士は負ける相撲を取っているのが分かります。
負けといっても自滅しているのがほとんど。
人間は不幸に向かう時は自分から自滅しているものです。そして不幸にさせる犯人は本当は自分自身です。
しかし不思議なことに原因を自分に見ずに他に発見しようとします。
他人や状況の責任だと思えば安心する自分がいるのです。
「不幸というものはどこからか降ってくるもの。だから気を付けようね」。
「どこに落とし穴があるかわからないからよ。油断しないで」。
「人は怖いものだよ。騙されないように気を付けて」。
要は、自滅しなければいいのです。
問題があってもあれこれ考え込まずに醒めた目でいればいいのです。
状況の中で自分が出来る努力さえしていれば、あとは成り行きにまかせる勇気が必要です。
流れに「お任せする」のです。
このお任せができないと必要以上に心配して心を痛めて心身を消耗します。
これが元々の問題以外の新たな二次被害を引き起こします。
自滅への道。
醒めた目でいると自分が進むべき道や答えも正しく見えてくるようになります。
それと感謝を日常の中で習慣化することです。
日常生活の中で「ありがとう」「ありがたい」と思いながら生活をします。
これを「継続」していると自然と心に感謝が満ちて来ます。
それに応じて感謝をしたくなる現実が現れます。
もっというと、その現実に「気付く」ことになります。
本当は既に自分が気付かない感謝すべきことだらけなのが真相だからです。
生きていればいろいろと起きるものですがこれも期間限定のこと。貴重で大切な時間です。
映画はスリルとサスペンスが在るから面白いのです。人生も同じ。
もうダメだと覚悟した時に、大どんでん返しが「お待たせ~」と来ることもあります。映画のようにね。
そんな奇跡は信じられないと思うならば、醒めた目で感謝をもって生きましょう。
それなりに、なんとか生きていけるものです。
こーんなかんじでね