いまでしょ!!

パット

2013年09月30日 11:32

座禅70日目。滝行14日目。

朝起きて外を見たら雨が降ったようで道が濡れていました。最近の天気ってホント読めない。突然大雨が降ったり、夏のような日差しが照りつけたり。桜島も活動が活発で降灰は止みそうにもありません。

今日の滝は猛爆でした。ここのところ比較的穏やかな水量だったのですが、今朝の雨のせいでしょうか、久々に台風のような勢いでした。水温はそれほど低く感じなかったものの、滝から出た後にちょっとふらふらする。帰りの道でも頭がキンキンするので水温は相当低くなっているのでしょう。帰り道の彼岸花がきれいでした。

世の中を見ると今が苦しいと思っている人が多いようです。周りを見ても楽に生きている人ってほとんどいません。ただ、長い目で見たら苦しいというのは間違い。それは本当は貴重な経験なのです。
なぜなら、物事は必ず流れて変わって行き、終わる時が来るからです。

人生終わるときには走馬燈のように人生を早回しで見ると言われています。後から早回しの映像で見た時、苦しかった時が自分にとって一番大切で、貴重で、有り難い時だったのが分かります。そしてその時の自分が一番輝いていたことも知ります。

私は物心ついた頃から周りをよく観察する子どもだったようです。特定のことに没頭しないので周りからは変わっていると思われていたようです。他の子が夢中に遊んでいるときもまわりからそれを見ていたり、家の前に咲いてあった紫陽花の花をよく眺めていました。


ただ、小さいときの景色を見ていた自分と今の自分は心はまったく同じ。成長も退化もしていない、まったく同じ状態。今の社会の知識と垢が身についただけであり、生活の景色を眺めている自分の心は不変で一定。

心とは、成長も退化もしない一定不変なもの。

だから今の自分の状態をただ眺めましょう。もし今が苦しければ自分の永遠不滅な心でもって静観をしましょう。

この世のどんな刺激も自分の心を傷付けることは絶対に不可能です。傷つけているのは自分自身の自我。傷ついているのも自分自身の自我。だから絶対大丈夫。
逆に静観して見届けてやればいいだけです。すべてが必ず良い思い出に変わります。

生きる時間は短く必ず終わりが来ます。この世の苦しみや楽しみ、悲しみ、ハラハラドキドキこそが期間限定の宇宙からの貴重なプレゼント。

醒めた目でいましょう。今の自分を大切にしましょう。

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